3年後の2027年に御鎮座400年の節目を迎える富岡八幡宮。
歴史的、文化的な価値を知るだけでなく、創建からずっと私たちと共にあり、
社会の要請を受けて進化を重ねる神社の「今」を知ろうと、
富岡八幡宮の権禰宜で、同宮の歴史を研究する松木伸也氏を講師にお迎えして、
1年間の祭事と、御鎮座400年の記念事業についてお話を伺いました。
神社でいう「お祭り」とは、神前にお供え物をお供えして、
国家の弥栄と氏子地域の繁栄を願う神事で、毎日行われているそうです。
さらに、1日、15日、28日には月例の月次祭、春分祭、新嘗祭など季節のお祭りや
関連する末社のお祭りなど年間スケジュールはぎっしりと詰まっています。
いちばん大きなお祭りは8月に行われる例祭で、神輿が出ることで有名です。
お祭りは大祭、中祭、小祭、諸祭に区分けされ、
お祭りの規模によって、お供えする神饌、装束などに差がある、
など、一般には知られていない神社の「お仕事」を、
たくさんの写真と共に紹介していただきました。
参加された方からは
「富岡八幡宮のさまざまな祭事を、エピソードと共に説明していただき、おもしろかった」
「こんなにたくさんお祭りがあるとは。年中祭事だけでも大変なことです」
などの感想が聞かれました。
古石場図書館では様々なイベントを計画中です。
ホームページ、館内ポスターなどでご案内していますので、ぜひチェックしてみてください。