[HTML]

こどもプラザ図書館 令和6年6月30日 「親子で学ぶ渋沢栄一講座 第3回 時の人~渋沢栄一と大谷翔平」を開催しました

20年振りの新札として渋沢栄一の1万円札が登場する直前の6月30日の日曜日、「親子でまなぶ渋沢栄一講座」の第3回「時の人 渋沢栄一と大谷翔平」を開催しました。伊藤寿(ひさし)先生による同講座は、1回目「渋沢栄一と江東区」(令和5年5月)、2回目「栄一の少年期と幕末の江東」(令和6年2月)と2回にわたり渋沢栄一と江東区の関わりにフォーカスを当ててきました。

江東区福住町に居住し、初代区会議長、東京商工会議所初代会頭を務め、澁澤倉庫など数々の企業を創業した渋沢栄一は、江東区と深い関係を持ち、近代日本で画期的な功績を残しました。生涯で約500の会社と約600の社会事業にかかわり、2度ノーベル平和賞の候補にもなった渋沢栄一は、国を豊かにし、人々を幸福にすることを第一の目標として91年の人生を生きぬきました。
 
今回の第3回「時の人 渋沢栄一と大谷翔平」は、同講座の集大成として、大リーグで二刀流で活躍する野球選手、大谷翔平と渋沢栄一の共通点について、講師の伊藤寿先生が小学生親子を中心とした参加者にわかりやすくていねいに解説してくれました。
 
大谷翔平選手が10代のころ出会い愛読する2冊の本があるそうです。それは、花巻東高校の野球部佐々木監督から贈られた稲盛和夫著「生き方」、日本ハムファイターズの栗山監督から贈られた渋沢栄一著の「論語と算盤」。財界の名経営者、稲盛和夫さんが敬愛していたのも渋沢栄一であり、大谷翔平の志、目標チャートの設定に渋沢栄一の生き方、考え方が大きな影響を与えていることを教えていただきました。
 
こどもプラザ図書館では江東区と深いつながりのある人物の講座や展示・特集などをこれからも実施していきますので、どうぞご期待ください。
かんたん資料検索
タイトル・著者名から
図書・CD等が検索できます。

ログイン